「メディカルかるた」を作りました

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NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 すべての子どもの遊びと支援を考える会」(以下HPS協会)の依頼を受けて、静岡Spiel-Bandeが「メディカルかるた」を作り、今日HPS協会に納品してきました。

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HPSとは



ホスピタル・プレイ・スペシャリスト(HPS)は、遊び(ホスピタル・プレイ)を用いて小児医療チームの一員として働く、英国生まれの専門職です。医療環境をチャイルドフレンドリーなものにし、病児や障がい児が医療とのかかわりを肯定的に捉えられるよう支援します。

ホスピタル・プレイ協会とは

平成19年度に静岡県立大学短期大学部が文部科学省の委託を受け、HPSの養成を開始しました。平成24年にその修了生が職能団体として設立されました。修了生の約80%が会員となり、ホスピタル・プレイの啓発と普及のため、全国で活動しています。

「メディカルかるた」とは

もともと「医療かるた」は、子どもと医療をつなぐためのツールとして、各病院のHPSがそれぞれ自前で作り、現場で活用していたものです。遊びを通して、子どもが主体的に医療に関われるようになり、遊びが医療と関わる子どもたちの力の源になります。文言や写真は、各病院の実情に合ったもので、プリントアウトした紙をラミネートしたり、PPで包んだりして、消毒に耐えられるように工夫されていました。

制作をお手伝いすることになった経緯

HPS協会の松平理事長から「全国の病院で使えるような標準的な内容のかるたを、来年1月下旬にあるHPSのシンポジウムまでに作りたい」という電話が百町森にあったのは、11月頭でした。ちょうど電話をとったのが、私(佐々木)で、電話を切ってから考えました。1月下旬に納品というと、1ヶ月前、つまり12月下旬にはデータ入稿、今が11月の頭だから、制作にかけられる時間は2ヶ月ない。百町森は、これからクリスマスの繁忙期を迎え、通常の業務で手一杯、しかもHPS協会との打ち合わせも何度か行う必要がある。冷静に考えると、百町森の仕事として受けるのは難しい、しかし、松平理事長の思いには応えたい。そこで、百町森の柿田社長とも相談して、この仕事は百町森ではなく、Spiel-Bandeがお引き受けすることにしました。実際に、デザインやDTPの作業を行うのは私なので、仕事を終えて帰宅してからiMacに向かって夜鍋仕事をすることになりました。

最初は「医療かるた」と呼ばれていて、名前も決まっていないところからのスタートでしたが、静岡県立大学にあるHPS協会で打ち合わせをし、メールで何度もやりとりをする中で、カードの厚みやサイズなどの仕様、読札、絵札、パッケージなどのデザイン、商品名を決め、写真の色の修正や一部撮り直しなどを経て、なんとか期限までに入稿することができました。

年明け1月6日には、地元紙静岡新聞に「メディカルかるた」の記事が掲載されました。そして、今日晴れて完成品を無事納品できました。いやぁ〜ほっとしました。HPSの皆さんにも喜んでいただけてよかったです。

これからも、お手伝いできることがあればやっていきたいと思います。また、テーブルゲームをホスピタル・プレイに活かすような活動にも発展させていきたいですね。

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